腰痛の原因と対処法について

腰痛は、痛みを抱えていることが外からあまり察することのできないものです。手を挙げることさえないものの、実は腰痛に苦しんでいる人は多いのではないでしょうか。私も十年以上の腰痛持ちですが、受験勉強の時などは、非常に困りました。腰痛がひどくなると、座ることもできなくなり、やむなく寝て過ごすしかなくなってしまいます。
一言に「腰痛」といえども、その症状は一つではありません。その代表的な症状を三つ上げたいと思います。
まず一つ目に、一般的に腰痛持ちといわれる慢性的な痛みは、「慢性筋肉性腰痛症」と呼びます。日常における姿勢や動作により、腰骨を支える筋肉に疲労がたまることが原因となります。疲労が積み重なり、血行が悪くなることから、鈍い慢性的な痛みを抱えることになります。
 次に「ぎっくり腰」という言葉もよく耳にするのではないでしょうか。重い荷物を持ち上げた時など、腰に急な負担をかけたときに感じる強い痛みのことです。腰椎の周辺にある小さな椎間関節や靭帯、筋肉などを捻挫した場合や、老化等、長期間に腰へ負担をかけた状態の場合、ちょっとした動作によって、ぎっくり腰になってしまいます。
三つ目に、よく聞く腰痛の種類として、「腰椎椎間板ヘルニア」を挙げます。長時間の座り仕事により腰骨に負担がかかった状態や、椎間板の老化などの状態から、急に腰に大きな力が加わることで起こります。背骨の間には、椎間板というゲル状の組織があり、クッションとしての役割を担っています。これが外にはみ出てしまったものを「腰椎椎間板ヘルニア」と呼び、神経が圧迫されることによる足の痛みや痺れを生じることがあり、手術を要する場合もあります。
 そもそも、人間の行う二足歩行は、腰に大きな負担をかける姿勢です。犬を想像してみてください。体重を前足と後ろ足の四本で支えており、それは多くの動物にも当てはまります。しかし、人間はどうでしょう。二足歩行で手を使えるという大きなメリットはありますが、その中心、腰部には大きな不可がかかるようになってしまいました。ここで、今や国民病とも呼ばれる腰痛の、自分で行える処置方法を記述していきます。
 入浴は、血液の循環を改善するために、大きな効果を持っています。また、精神的なリラクゼーション効果も持っているため、心にも余裕を持つことができます。しかし、気をつける点は、炎症による腰痛の場合、温めるよりも冷やす方が効果的な場合もあることです。
 ストレッチを行うことも、腰痛改善のひとつです。仰向けに寝転がり、腰から下を左右、順番にひねります。また、腹筋や背筋を鍛えることも一つの手段です。骨ではなく筋肉で体を支えることで、腰への負担を軽くすることができます。
 上記の方法は、あくまで痛みが落ち着いた場合の対処法です。ひどい痛みがある場合には、まず安静にすることが第一です。他にも内臓の病気から感じる腰の痛みもある為、ただのよくある腰痛だと楽観視せず、重症化する前に医師の診察を受けることを勧めます。